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気がつけば本日で6月が終わり(汗)な、なんと言う体たらく…。
書きかけの清悠文はあるのですが、どうも先が進まないトホホ状態でございます。
それにもかかわらずご訪問下さっている皆様には、本当に申し訳ない限りです。
で、本日は拍手お礼文を入れ替えさせていただきました。
他にコメントのボックス欄を大きくしてみたり、『コメントには返信しておりません』と失礼極まりないのですが追記させていただいたり。
本当にやる気のないブログで申し訳ありませんが、ご容赦を。
6月のお礼駄文、悠理に最後の一言が言わせたかっただけのものかもしれませんね(汗)。
幸せになれる、って言い伝え?
『六月の花嫁』
「……やっぱし、いい感じしねぇ……」
「何の話ですか?」
雑誌を眺めつつぼそりと呟くと、しっかり聞き咎めていたようで。
清四郎が、あたいの後ろから紙面を覗き込む。
「ほう、悠理にしては珍しいものを読んでいますな」
「突っ込みはソコかよ!ま、いーけどさ」
人を小馬鹿にするような口調は引っ掛かるものの、いつもの事なので。
あたいはふぅっと溜息をついて、頭上に位置する清四郎の顔を見上げる。
「なー、お前、どう思う?コレ」
言うと同時に指で示すのは、紙面の見出しで。
「どれどれ?……ほぉ」
見つめた清四郎が、目を見張った。
「『ジューンブライド特集』とはねぇ。お前も結婚に関心を抱くようになったんですか?」
「うんにゃ、あたいじゃなくて可憐。昨日電話した時、騒いでたの。『稼ぎ時だ』って」
「……流石はジュエリー・アキの後継者ですなあ」
清四郎は納得した様子で、苦笑い。
「で、お前はどうしていい感じがしないんですか?ジューンブライドに」
「あー、うん。大したことじゃないんだけどさあ、『6月の花嫁』だろぉ?」
あたいは一呼吸置いて、続きを話す。
「何だかさー、連続殺人とか起きそうで」
「それはテレビの観過ぎですよ、悠理……」
清四郎は、思い切りしかめっ面をして見せた。
「ま、とりあえず。お前が6月の挙式を望んでいない事はわかりましたよ」
「へ?」
奴の突飛な発言に、首を傾げると。
清四郎はニヤリと笑い、物凄く不安をかき立てる台詞を付け足した。
「早くから計画しておくのは、悪い事ではないですからね」
*
……6月じゃなくても、不安だ。
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当ブログへ掲載している作品は、小学生当時連載開始から読んでいた思い出の作品。数年前にちょっとだけ二次創作を綴っていましたが、いきなりブームが再燃しました。
更新ペースは超・いい加減でございますので、皆様どうぞご容赦を。